仕事で盛岡市内の名所の画像を使うことが多い。
今までは人が撮った写真をなんとか利用していたのだが、どれも写真がいまひとつだったのでいっそのこと自分で撮影してくることにした。

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上ノ橋 菊の司酒造 ござ九商店

盛岡の情景を表す写真でもっともよく使われるのが、街の中心部を流れる中津川にかかる上ノ橋の写真である。橋の写真を撮影していたら、子供の頃、このあたりでよく釣りをしていたことを思い出した。橋の近くの上野釣具店もまだ健在である。ちょうど釣具店の向かい側の落ち込みでよくエサ釣りをしたものだった。
中津川は、街の中心部を流れる大変美しい川としてとても評価が高い。いつだったかCWニコルが盛岡で講演をして、街の中心部をこんなに美しい川が流れているなんて素晴らしいことだ!と褒めていた。

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上ノ橋と中津川 盛岡中心部

たしかに一見綺麗に見える川だ。河原も綺麗に整備されて市民の憩いの場的な雰囲気がある。こんな川なら一般の人はたいてい好感を持つだとうと思う。しかし、渓流釣りをやる人は、川に対してなかなか厳しい意見を言う。見た目が綺麗っぽく見えるだけでは評価しないのだ。そこに魚がいなくてはならない。魚がきちんと繁殖していなければしょせん「見せかけだけの川」と切り捨てる。源流域の手付かずの自然の中で見る、洗練の局地とも言える美しい流れに比べれば、「きれいに見せる」ために整備された川などわざとらしく見えてしまうのだ。

では、この街を流れる中津川の実力はいかほどのものだろう?この盛岡市の中心部で果たして魚が釣れるのだろうか?釣れるとすれば一体何が釣れるのだろう。30年前は確かに山女が釣れていたし、信じられないかもしれないがカジカもいた。テトラポットの隙間から糸釣りでたくさん釣ったし、手づかみで捕ったこともあった。
さて、今はどうだろう・・・。川を眺めているうちになんだか試してみたくなった。

6月の盛期になったら、ひとつ盛岡の街のど真ん中でフライを振ってみようと思う。真昼間だと恥ずかしいので、朝早くかせいぜい夕方からか・・。ハヤぐらいは釣れるかもしれないが、ヤマメが釣れたらすごいことかもしれません。実現できたら、ブログで紹介したいと思います。

追記:中津川は綱取ダムから上の上流部は変化に富んだ素晴らしい川です。