前世は河童ではあるまいか・・・
オレの前世はきっと河童で、
村のわらしどもを次々と沼に引きずり込んでは
尻子玉(しりこだま)(注)を抜いたりしていたのではあるまいか・・・
・・・・・と、自分の前世を疑いたくなるほど異常にキュウリが好きだ。
今はキュウリが安いので、
一週間に20本ぐらいは食べている。
キュウリはそのまま味噌をつけて食べるのだが、
齧りついた時のシャキッとした瑞々しさや、
咀嚼した時のいさぎよい食感がなんとも言えず好きだ。
爽やかな後味でありながら、
いかにも新鮮な野菜を食ったなぁ的な充足感も残してくれる。
居酒屋などでちょっと飲みすぎて気持ちが悪くなりかけた人が、
「モロキュー」によって救われた、
「モロキュー」によってリフレッシュすることができた、
そんな美談も枚挙にいとまがないらしい。
さて、そんなキュウリの苗をとうとう畑に植えた。
自分の部屋で、まるで添い寝するかのように手塩にかけて育てた苗である。
皮が薄く、イボイボが多い、昔ながらの品種を厳選した。
キュウリはいったん出来始めると、
とても食べるのが追いつかなくなるほど
毎日たくさんの実が生るそうだが、
そういう嬉しい悲鳴をぜひ上げてみたいものだ。
注)尻子玉(しりこだま)
尻子玉とはヒトの肛門内にあると想像された架空の臓器で、
これを抜かれると腑抜けになると言われている。
この伝承は溺死者の肛門括約筋が弛緩した様子が
あたかも玉が抜けたように見えたことに由来するようである
(尻子玉は胃や腸などの内臓を意味するという説もある)。by Wikipedia
↓キュウリの苗を定植
↓ジャガイモの芽も大きくなってきた
↓ミニトマトが実を膨らませてきた。
↓成長著しいほうれん草。だが虫食いも多い。(現在、犯人追跡中)
↓初収穫のほうれん草。
↓初収穫のほうれん草はサラダに。
美味しい・・・ような気がしました。