2008年02月

探す人

盛岡中心部から4号線パイパスを南下すると盛岡南大橋という橋を渡る。
橋の下を5、60メートルほどの川幅で北上川が流れ、背後に広大な河原が広がっている。
この橋の近くが勤め先なので、しょっちゅう車で橋を渡ったり川沿いの道を走ったりしているのだが、石ころだらけの広い川原で何かを探している人がいる。
遠くてよく見えないが、黒っぽい服装をした少し年配の男のようだ。
橋の近くを通るたびに、いつも同じ服装で河原をぶらぶら歩いていて、時折しゃがみ込んではなにやら覗き込んでいる様子が見える。
きっと毎日来ているのだろう。

Kawara1


そんなに熱心に探す価値のあるものが、あの河原に落ちているのだろうか?
珍しい石を集めるマニアなのか?
それとも、あの河原は大雨で大増水した時にすっかり流れに飲まれてしまうので、上流から何かが流れついてきたのを水が引いた後に拾えたりするのだろうか?
もしかして流木?
綺麗な模様の流木を見つけて、フライロッドのリールシートでも作っているとか…。

橋の近くを通って男を見るたび、車の中であれこれと想像を巡らせている

Kawara2



「何をお探しなんですか?」

「いやなに。ちょっと希望をね。」なんて答えが返ってきたりして…。

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文鳥

「はいっ!あなたです!」

庭仕事をしていた松造(77歳・仮名)の左肩にいきなり文鳥が降り立った。
一体どこから飛んできたのだろう。
驚いた松造は恐る恐る左肩の文鳥を見つめる。が、文鳥は逃げる様子を見せない。
むしろその小さな細い足でしっかりと松造の肩につかまっている。
その力強さには、私は決してここから離れませんよという、きっぱりと揺るぎない決意が見て取れた。

「わたしをしあわせにしてくれる飼い主は、ズバリあなたなんです!」

文鳥のつぶらな目はそう語っていた。
その目を見た瞬間松造は悟った。
俺はこの文鳥に選ばれた人間なのだ。
どんないきさつがあったか知らないが、鳥かごから野に放たれたこの文鳥は、自分を幸せにしてくれる飼い主を探し続け、とうとう「運命の人」であるこの俺を見つけたのだ。
そして、真っ直ぐに左肩にとまり、無言で俺を飼い主として指名したのだ。

「わたしをしあわせにしてくれるのは松造さん、あなたです!世界でただ一人、あなたしかいないのです!!」

それは運命の出会いであった。

松造はこの文鳥に「ブンちゃん」と名前をつけた。

 *
 *
 *

と、いうわけで、ちょっと物語風に書きましたがこれは友人のS君の実家で、S君のお父様の身に実際に起こった出来事です。(文鳥と松造の心情は私の妄想です)

ちなみにその後数ヶ月、ブンちゃんはS君の実家で幸せに暮らしましたが、ある日お父様が不注意で踏んづけてしまい、不慮の死を遂げたとのことです。(そ、そんな・・・・・合掌!)

Bunchou_3



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焼き鳥の注文のしかた

日曜日は盛岡に単身赴任中のS君を誘い、焼き鳥屋で一杯飲んだ。(ウーロン茶だけど・・)

ちょっと前に岩手の民放で紹介されていた緑ヶ丘の「ひめかみ」という店。
程良く焼いたこだわりの鶏肉はジューシーでいて歯ごたえ絶妙。
素材がいいから塩味もイケるし、アッサリながらも深い味が隠れているタレも飽きがこなくていい。
焼き鳥を出すタイミングも良く、顔に似合わずマスターの細やかな心配りが感じ取れた。
でもって、お店で流してる曲が70年代~80年代の古い曲ばかり。
ガロの「学生街の喫茶店」とかハイファイセットの「フィーリング」とか・・・
私らの年代にはすごくしっくりきてなかなか気持ち良く飲めたなぁ。(ウーロン茶だけど・・・)

で、何品か注文しているうちにマスターが、

「お客さん、焼き鳥好きですね~」

と唐突に言う。

「へ?・・・そう・・・ですかねぇ?」

と聞き返すと、

「たいていはお一人5本からせいぜい10本ぐらいですよ~」

と、マスター。

言われてみれば、二人で店に入るなり焼き鳥メニューの端から端まで全アイテムを塩とタレ各2本づつ、つまり4本づつ一気に注文。そしてその中から気に入ったものをチョイスしてまた2本づつ頼んだりしているので、もうかれこれふたりで30本ぐらい食べている計算。
このままいくとふたりで50本ぐらいはいきそうな気配・・・。

うーむ、そうかそうか、焼き鳥というのはそういうものか・・・。
確かに一般的には焼き鳥というのは酒のつまみ的な存在。
主役はあくまでもお酒のほうである。
お酒が好きな人にとっては、焼き鳥をちょっとかじりつつお酒を楽しむ、というのが本来なのだろう。
しかし、ほとんど酒を飲めない私には正しい焼き鳥喰いの作法などまったく身に付いていない。
出てきた焼き鳥をただもうウマイウマイと言いながら次から次へと口に運ぶ姿は、ただの遠慮を知らない小学生である。

そういえばだいぶ昔のことだが、仙台の屋台村で、友人とふたりで焼き鳥の屋台に座るなり、

「スナギモ20本くださいっ!」

と注文して、友人にすかさず突っ込みを入れられたことがある。

「ちょっ、ちょっとオイ!スナギモ20本も頼んでどうすんの~?」

「いや、だってスナギモが好きだから・・・」

と真正直に答える私に、

「いくら好きでも20本も一気に頼むもんじゃないってば~!しかもスナギモばっかりって・・・」

と諭された記憶がある。

うん、確かになんか間違ってる気がするな。
もう43歳。
こういうところはもう少しなんとかせねばなるまいて・・・。

Yakitori


※写真は「ひめかみ」さんとは関係ありません。

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再びジムへ

2年ぶりぐらいでスポーツジムへ行った。

この年齢になると、食べすぎと運動不足の弊害は、とっても正直に体に出る。
ここ1年で、キツくて穿く気にならなくなったズボンが2~3本発生。
若い頃は、どんなに暴飲暴食を重ねてもまったく体重は変わらなくて、ああ、俺はもう生涯肥満で悩むことはないのだな、中年太りなどとは無縁の体質を授かったのだな・・と自惚れていたものなんだが、この年齢(43歳)になって中年太りの悩みが何たるかを、身を持ってキッチリと理解できた。
やっぱりおんなじだったんだなぁ。俺も。

で、久しぶりのジムでいきなり調子に乗って無茶をすると、翌日ひどい筋肉痛に陥るに決まっているので、軽いランニングから始めて、無理のない慣らし運転程度に筋力トレーニングをしたつもりが、途中でちょっと気持ち悪くなってしまった。
溌剌と汗を流す若者達をよそに、ジムの片隅で青白い顔をして横になっている中年男。

見られたくないなぁ、こういう姿は誰にも・・。

でも、頑張ります。
7~8Kg絞るまでは!

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