2007年04月

犬→釣り

この3連休は実に気持ちのいい天気でした。
犬のきんたろうさんに会いに行ったり、ちょっとだけ釣りをしたり・・・
のんびり過ごしました。

Kintarou Masaka Masaka2

上の写真は盛岡近郊の川。堰堤下でさかんにライズをしていましたが、上からのキャストではドラッグが掛かり見向きもされませんでした。
翌日15年ぶりぐらいに入った花巻のN川は小さな川ですが、あいかわらず魚影はなかなか濃い。カメラを持っていかなかったので写真は撮れませんでしたが良型のヤマメが出ました。

太宰 治 「トカトントン」

直接はまだ作品を読んでいないのだが、開高健氏のエッセーの中で太宰 治の「トカトントン」という小作品を紹介しているのを読んで心に残るものがあったので私もこのブログで紹介してみようと思う。

----------------------------------------------------
「トカトントン」 太宰 治

(略)
昭和二十年八月十五日正午に、私たちは兵舎の前の広場に整列させられて、そうして陛下みずからの御放送だという、ほとんど雑音に消されて何一つ聞きとれなかったラジオを聞かされ、そうして、それから、若い中尉がつかつかと壇上に駈けあがって、
「聞いたか。わかったか。日本はポツダム宣言を受諾し、降参をしたのだ。しかし、それは政治上の事だ。われわれ軍人は、あくまでも抗戦をつづけ、最後には皆ひとり残らず自決して、以て大君におわびを申し上げる。自分はもとよりそのつもりでいるのだから、皆もその覚悟をして居れ。いいか。よし。解散」そう言って、その若い中尉は壇から降りて眼鏡をはずし、歩きながらぽたぽた涙を落しました。厳粛とは、あのような感じを言うのでしょうか。私はつっ立ったまま、あたりがもやもやと暗くなり、どこからともなく、つめたい風が吹いて来て、そうして私のからだが自然に地の底へ沈んで行くように感じました。死のうと思いました。死ぬのが本当だ、と思いました。前方の森がいやにひっそりして、漆黒に見えて、そのてっぺんから一むれの小鳥が一つまみの胡麻粒を空中に投げたように、音もなく飛び立ちました。ああ、その時です。背後の兵舎のほうから、誰やら金槌でクギを打つ音が、かすかに、トカトントンと聞えました。それを聞いたとたんに、眼から鱗が落ちるとはあんな時の感じを言うのでしょうか、悲壮も厳粛も一瞬のうちに消え、私は憑きものから離れたように、きょろりとなり、なんともどうにも白々しい気持で、夏の真昼の砂原を眺め見渡し、私にはいかなる感慨も、何も一つも有りませんでした。
(以下、略)
----------------------------------------------------

敗戦を告げられて「死のう」とすら思っていたのが、どこからか聞こえてきた「トカトントン」という金槌の音を聞いた瞬間に我に返る。つい今さっきまで自分を覆い尽くしていた熱い感情が瞬間に消えてしまい、なんということもない、いつもと変わらない昼下がりがそこにあるだけだということに主人公は気がつくのである。

いわゆるひとつの”クソババア”でしょうか

仕事でとある飲食店物件に、小金持ちのおばさんをご案内した。
店舗を半分に仕切って、半分をドッグカフェにしたいそうだ。自分でも犬を買っていて相当の愛犬家らしい。犬のトリミングやら高級ドッグフードやらに凝っているとのこと。
「大型犬だと月に”20”はかかるのよぉ~」とおばさん。
”20”とは金額を表すのだろうが、「に、20円もかかるんですかぁぁぁぁぁっ!!!犬畜生にですかぁぁっ!」と突っ込みを入れたくなった。
こっちは夫婦2人で”20”もかけていねぇっつうのに・・。
犬はシャンプーされたり毛をカットされたり服を着せられたり、そんなもの求めてねぇよ、だいたい。

格差は犬と人間との関係においても広がりつつあるようだ。

わんにゃんフェスタ

わんにゃんフェスタが開催されるとつい見に行ってしまう。
ついこの間岩手産業文化センターで開催されたのを見に行ったばかりだが、今度は岩手めんこいテレビで開催されいて、また見に行ってしまった。

ただ、子犬やウサギとのふれあいコーナーでいちいち金取ろうとするのはやめて欲しいものだ。

↓ミニウサギがギッシリと・・

Usa2_1 Usa

この白いミニウサギを万引きしようとしたが、妻に止められて断念。

Nyan1 Wan1 Nyan2

街の中心地で何が釣れるか?

仕事で盛岡市内の名所の画像を使うことが多い。
今までは人が撮った写真をなんとか利用していたのだが、どれも写真がいまひとつだったのでいっそのこと自分で撮影してくることにした。

Kaminohashi_1 Kikunotsukasa Gozaku
上ノ橋 菊の司酒造 ござ九商店

盛岡の情景を表す写真でもっともよく使われるのが、街の中心部を流れる中津川にかかる上ノ橋の写真である。橋の写真を撮影していたら、子供の頃、このあたりでよく釣りをしていたことを思い出した。橋の近くの上野釣具店もまだ健在である。ちょうど釣具店の向かい側の落ち込みでよくエサ釣りをしたものだった。
中津川は、街の中心部を流れる大変美しい川としてとても評価が高い。いつだったかCWニコルが盛岡で講演をして、街の中心部をこんなに美しい川が流れているなんて素晴らしいことだ!と褒めていた。

Kaminohashi2_2 Nakatsugawa_3
上ノ橋と中津川 盛岡中心部

たしかに一見綺麗に見える川だ。河原も綺麗に整備されて市民の憩いの場的な雰囲気がある。こんな川なら一般の人はたいてい好感を持つだとうと思う。しかし、渓流釣りをやる人は、川に対してなかなか厳しい意見を言う。見た目が綺麗っぽく見えるだけでは評価しないのだ。そこに魚がいなくてはならない。魚がきちんと繁殖していなければしょせん「見せかけだけの川」と切り捨てる。源流域の手付かずの自然の中で見る、洗練の局地とも言える美しい流れに比べれば、「きれいに見せる」ために整備された川などわざとらしく見えてしまうのだ。

では、この街を流れる中津川の実力はいかほどのものだろう?この盛岡市の中心部で果たして魚が釣れるのだろうか?釣れるとすれば一体何が釣れるのだろう。30年前は確かに山女が釣れていたし、信じられないかもしれないがカジカもいた。テトラポットの隙間から糸釣りでたくさん釣ったし、手づかみで捕ったこともあった。
さて、今はどうだろう・・・。川を眺めているうちになんだか試してみたくなった。

6月の盛期になったら、ひとつ盛岡の街のど真ん中でフライを振ってみようと思う。真昼間だと恥ずかしいので、朝早くかせいぜい夕方からか・・。ハヤぐらいは釣れるかもしれないが、ヤマメが釣れたらすごいことかもしれません。実現できたら、ブログで紹介したいと思います。

追記:中津川は綱取ダムから上の上流部は変化に富んだ素晴らしい川です。

ギャラリー
  • 2013.8.7 雫石へ岩魚釣り
  • 2013.8.7 雫石へ岩魚釣り
  • 2013.8.7 雫石へ岩魚釣り
  • 2013.8.7 雫石へ岩魚釣り
  • 2013.8.7 雫石へ岩魚釣り
  • 2013.8.7 雫石へ岩魚釣り
  • 2013.8.7 雫石へ岩魚釣り
  • 雫石 竜川へ
  • 雫石 竜川へ
  • ライブドアブログ